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2016年6月

2016年6月 9日 (木)

おわりに

私が入院した病院は、少し高台にありました。

病室の窓からは富士山の頂上付近が見えて、わりと綺麗な景色でした。

私が入院したのが11月の半ば過ぎ、退院したのが2月のおわり
富士山の頭は、いつも白かったように思います。

病室の窓から見ていた景色を 私は一生忘れることはないでしょう。

Mado01



・・・

「右手をあげて」 : http://migitewoagete.blog.fc2.com/

実は、同じ内容のものをバックアップのつもりで
FC2ブログを利用して途中から同時進行させていました(笑)
私個人的には、なんかFC2の方がPCだと見やすいかな(おい)

いやそれよりも

「右手をあげて」 : http://migitewoagete.jimdo.com/

ブログではなくて、このサイトを完成させてから公開すればよかったのかも。
なんて、おしまい間近に思ったりしました(笑)

ブログもサイトも無料のサービスを利用させてもらっています。
もう更新の予定はありませんので、
そのうちブログもサイトも消されちゃうかもしれませんね(笑)

・・・

発症してから入院中のことや退院直後のことなど、
稚拙な備忘録を最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

- 卯月 順正 -

2016年6月 8日 (水)

退院日

私が退院時まで居た病室は、病院の5階にありました。

入院してから病院内で5度の引っ越しをして一番長く居た病室でした。

退院日には、奥さんと娘が迎えに来てくれました。

荷物をまとめ、エレベーターの前に行くと
医師をはじめ、看護師さん、ヘルパーさんたちが
大勢お見送りをしてくれました。

私は恥ずかしいのもあって、
早くエレベーターに乗って 早く帰りたかったのですが、
エレベーターに乗る前になぜか奥さんが泣き出しました。

後から奥さんに聞きましたが、

この方々にお世話になって、私がほぼ健常者になれたことを・・・

病気になり入院して「死にたい」とまで言っていた私が
元気になり、ちゃんと歩いて退院できることを・・・

深く深く感謝していたら涙が溢れてきたそうです。

・・・

私は早く家に帰ることしか考えてなかったのに(笑)



Rouka04

2016年6月 7日 (火)

運転免許

自動車の運転なのですが、運転免許証を持っている人は

脳梗塞等の病気を1度してしまいますと、元の身体に戻った人でも
必ず医師の許可を得て、診断書を持参し自動車運転免許試験場へ行って
適正検査を受け、合格しなければいけません。

と前述しました。

退院後、薬を処方してもらうため外来で診察したとき
医師に「まだ車の運転はしない方がいいですか?」と尋ねたら

「あ、大丈夫ですよ。公安の用紙をもらってきて。ハンコ押すから」

と軽く言われました。

なんでも私の症状の場合、
車の運転をするのに全く支障はないそうで。

医師は、重篤な患者さんを沢山診てきているからなのでしょう。
医師から見れば、
私なんかは軽い症状で良くなった方なんでしょうか。
わかりませんが。。。

というわけで最寄りの警察署に行って
指定の用紙(診断書)を受取り、それを医師に作成してもらい
自動車運転免許試験場に行って、適正検査を受けてきました。

地域等によって違うと思いますが
私が行った試験場では警察官が行い、
よくゲームセンターに置いてあるゲーム機みたいなのに座り
ハンドルを握り、表示される信号機のランプに正しく反応し、
急ブレーキがかけられるかどうかを数回テストされました。

状況を見て、脳が判断し、右足で速く正しく操作できるか。

検査機はパソコンと連動されていて、タイムまで表示されます。

・・・

私は、おかげさまで全く問題ないと判断してもらいました。

更新して数ヶ月だった運転免許証の裏面に
「免許条件従来どおり」というハンコを押されました。

以前と比べ、自動車の運転頻度はすごく減りましたが、
いつでも運転できる状態になって、とりあえずほっとしています。

・・・

ちなみに家の車、私が入院する数日前に車検を通したばかりでした。

2016年6月 6日 (月)

知能

入院中、リハビリの先生(言語聴覚士)に
知能テストみたいなのを散々やらされました。
まだ右手が動かず、鉛筆が持てなかった頃は辛かったです。。

病気のせいで知能に影響がないかどうか
いろいろテストされました。
言語聴覚士や病院側は、
病気になる前の私を知らないので、テスト結果だけで判断します。

元々、頭が良い方ではなかったので
(これも またまたご謙遜を。と言って下さいお願いします)
私はテスト結果など全く気にしていませんでしたが、
散々やらされて、不本意な結果を言われて
怒りだす患者さんもいるみたいです。

決まりだからやっているのに・・・と
言語聴覚士がコボしていました(苦笑)

退院後の日常生活や仕事は、今までと全く同じだし
病気になる前と変わらないバカさ加減なので(ほっといてくれ)
私は知能に全く影響なかったのでしょうね。

・・・

相変わらずこんな拙い文章しか書けないので
以前より頭が良くなっていることもないですね。 ちっ(笑)

2016年6月 5日 (日)

あっち

退院直後に
友人(中学のときの同級生)から電話がかかってきました。

このタイミングに たまたまです。

私が入院していたことを知っていたのは、家族以外に
お客様 と 親しい知人 と 義妹家族・義弟夫婦だけでした。
当然、友人は知りません。

友人に入院していたことを伝え、話し方が変でしょと尋ねてみると

「幼稚園の先生と話してるみたいだ。 なんかフワフワしてる」

って言われました(笑)

そうだったかもしれません。

家族によく「声の高さが半音あがったみたい」と言われていました。

自分でも違和感がありました。

・・・

その友人から唐突に質問されました。

「ところであっちは大丈夫なのか?」と。

私は「以前と変わりない」と即答しました(なんのことだよ!)

2016年6月 4日 (土)

退院後

自己紹介でも記述しましたが、私の仕事は機械設計業です。
お客様から仕事をいただいております。

突然倒れてしまったので仕事が中途半端になっちゃいました。

ちょうど忙しい時期だったので本当に申し訳ないことをしました。
この場を借りてお詫び申し上げます(ここで?)

・・・

正直、もうパソコンで図面を描くことなど不可能だと思っていました。
入院してしばらくは廃業することを本気で考えていました。

今までと同じ様に右手でマウスを普通に動かすことなど出来ない。
病気の後遺症でろれつがうまく回らず
お客様と今までと同じ様にお話し出来ない。

そう思っていました。

一応、退院して自宅療養期間を2週間ほど勝手に設けて
いろいろ自主トレしたりして、
不安感を少しでも払拭する努力はしてみました。

うーーん・・・退院時よりあきらかに
右手の使い方や喋り方は良くなっているような気がしました。

気がしていただけかもしれませんが。

・・・

業務再開直後のことですが・・・

たしかに仕事のスピードは落ちたかもしれませんが、
なんとか出来ます。

キーボードをたたく右手の指先に若干のしびれを感じつつも
なんとか仕事が出来てます。

お客様と電話でなんとか、ゆっくりお話し出来てます。

出来てる気がします(笑)

急ぎの仕事はとても出来ませんが、
時間的に少し余裕がある仕事であれば、
以前と同じ様に仕上げることは出来るようです。

なんとなくだけど、ほっとしている自分がいます。

でも、なんとか出来てる状況に満足せず
これから少しずつでも良くなっていくことを信じ、
マウス操作も喋り方も
元の状態に近くなるよう、努力していくつもりです。

2016年6月 3日 (金)

再発リスク

脳梗塞をはじめ、この病気は再発の恐れがあるそうです。

なんでも一般的に
最初の発症と同じ種類の梗塞を再発する可能性が高くて、
特に発症してからの一年間が最も再発しやすいと言われてて
すごい注意が必要な時期とされているようです。

せっかく治っても、以前と同じような生活を送っていると・・・
食生活もそうだし、喫煙者だった人は喫煙もそうだし。
また「治ったから」と自己判断で通院をやめてしまったり
薬の服用をやめてしまったり。

もし再発してしまうと・・・
前回より酷い症状になることが多いそうです。
どうも生き残った脳細胞が、
死んでしまった脳細胞の肩代わりを出来きれなくなるそうで。

私は幸い、箸を持てるようになり、歩けるようになりましたが、
決して軽い症状で済んだとは思っていません。
見た目は普通の健常者のようですが、後遺症はあります。
ちゃんと喋れているとは思いませんし、
右手の指先は退院してもしびれたままですし、
身体の動きが、右手足の動きが、なんとなくギコチなく感じます。

・・・

私の退院してからの生活は、以前と違います。
以前とは、病気になる前、
つまり入院前のことです(そりゃそうだろ)

私、以前は喫煙者でした。
禁煙した時期もありましたが、数十年もの間、
毎日だいたい1箱弱くらい吸っていました。
それが入院中はもちろん、退院後も煙草を一切吸っていません。
病気になったとたん完全にやめました。

これだけ大きな病気をして、医師からも止められ、
病気の再発原因のひとつかもしれないとなれば、
そりゃあ普通やめますよ。

まぁ 拉致・監禁されて、縄で縛られボコボコに暴行されて、
無理やり吸わせられれば話は別ですが(誰がするんだ、そんなこと)

入院中は一旦禁煙しても、
退院してからまた喫煙を再開する人もいるそうですが・・・

飲酒は、ご存知かもしれませんが適量であれば身体に良いそうです。
よく言いますよね。
飲むのであれば、ビール500mlが適量だそうです。

私は、週末のみ少量飲みます。
ビール500mlも飲みません。
以前は毎週末に浴びるほど飲んでいましたが、
今は少量で全然平気です。
いや、本当に充分な量に感じます。
そして、それなりに美味しく感じています。

また、食生活は奥さんが塩分コントロールしてくれています。
自分でも気をつけています。(いるつもりです)
通院や毎日の薬の服用、毎日の血圧測定は忘れずしています。

私は、決して軽い症状で済んだとは思っていません。
もう二度とあんな思いはしたくありません。

・・・

私・・・
実は何年か前に痛風を発症しました(え)
風に吹かれただけでも とんでもなく痛いアレです(え)
痛風も再発しやすい病気と言われていますが、
今のところ・・今のところですが、再発していません。
この脳幹梗塞も再発しなければいいのですが。

2016年6月 2日 (木)

こんなだから

身体がだいぶ良くなってきた頃、入院生活は共同生活のようなものだよなぁ
と思うことが多々ありました。

いろいろな人がいっぱいいます。

いろいろな人をいっぱい見ました。

入院前は普段、新しい出会いなんてあまりない生活をしていました。
この度の入院生活で沢山の出会いがありました。

医療に関わる人達は、こんなにも良い人達ばかりなのかと感心するほどでした。
3ヶ月強の入院生活で毎日のように思っていました。

でも入院患者さん達は、全員そうは感じませんでしたね。
こっちは客だぞ的な意識がどっかにある人もいるように感じました。
あ、もちろん良い人は沢山いましたが。

いろいろな人がいました。
共同の洗面所で歯磨きしてるあいだ中、蛇口の水を大量に出しっぱなしにしてる人。
大部屋で何人も患者さんがいるのに、携帯電話をマナーモードにしない人。
毎日お掃除してくれる業者さんがいるけど、
後から入る人のことも考えない共同トイレの使い方の人。などなど。

トイレといえば、男性用共同の洋式トイレで蓋が閉まっていると
なんか蓋を開けるのを躊躇しますね。
誰のものかわからない物体がそこにあるんじゃないかと・・・

いやまぁ、認知症の人の所作や行為は除きますが、いちいち気になりましたね。

いちいち気にする性格だから余計にストレスがたまったのかもしれませんね。

2016年6月 1日 (水)

ストレス

私が入院した病院は、脳神経外科病院です。
病気や怪我が治ったら、はい退院というわけにはいきません。

ほとんどの人は、退院後に普通の日常生活へ戻れるよう
入院中にリハビリテーション(リハビリ)が必要になります。
病状や怪我によっては必要ないようですが。

人や状態によっては、短い期間で済むようですが
長い人だと平気で半年とかそれ以上になります。

入院当初は、早く治すことだけを思っていたのですが
長く入院していると「ストレス」がたまりまくりです。

もうストレスしかありませんでした。

ま、私の場合は、ですが。

ある程度は慣れもありますが、やはり自宅とは違います。

病院です。

朝6時起床、夜9時消灯の病院です。

右半身がほとんど動かない状態のときは、それこそ必死にリハビリやベッドの上で
元の状態に早く戻そうと努力もしましたが、
身体の状態が良くなってくるとキツかったり辛かったりすることが
根本的に嫌いだったことを思い出します。

身体が良くなる毎に、リハビリがキツく辛く感じてきます。

必要なはずのリハビリすらブン投げたくなってきます。
何でこんな思いをしなくちゃならないんだよーー!って。

いけませんよね・・・

私の場合、3ヶ月強の入院でしたが
もっともっと長く入院されている方が沢山います。

わかっています。
わかっているのですが
なんとか、やり過ごせたって感じです。

家庭の事情や自分の不安感で思ってたより入院が長引いた。ってのもありますが、
さらに睡眠時間が短かった。ってのもありますが、
やはり入院生活はストレスがたまります。 たまりました。

私は。 私の場合は、です。

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